Anthropic と Cerebral Valley が、Built with Claude: Life Sciences というオンライン・ハッカソンを開催します。パートナーはサンフランシスコの生物医学研究機関 Gladstone Institutes。会期は米国東部時間 7 月 7 日から 13 日までのまる 1 週間、完全リモートなので、どこからでも参加できます。
主役は Claude Science。文献・データ・コード・計算をひとつの環境にまとめる、Anthropic の研究用ワークベンチです。おなじみの Claude Code と合わせて使います。対象は研究者、臨床医、バイオインフォマティシャン、そしてバイオテックのつくり手たち。
2 つのトラック
リサーチ・トラック(from the bench):ずっと考えてきた生物学の問いから出発し、Claude Science で具体的な成果を出す。ひとつの発見、学習済みモデル、あるいは他人が再現できる解析。
ビルド・トラック(beyond the bench):名前を挙げられる生命科学のユーザー(ある科学者、あるクリニック、あるバイオテック)から出発し、Claude Code で彼らに足りないツールをつくる。1 週間を越えて生き残る、動くソフトウェア。
掘れる本物のデータセット
リサーチ・トラックでは、Gladstone のいくつかのラボがユニークなデータセットを公開します:
- Alex Marson ラボ(スタンフォードの Jonathan Pritchard との共同)の T 細胞 Perturb-seq データで、新しい創薬標的を探す。
- Katie Pollard ラボの手法:DNA を読んで制御活性を予測するモデルを学習させ、1 塩基の変化で何が起きるかを問う(大規模並列レポーターアッセイ)。
- Nevan Krogan のタンパク質相互作用ネットワークで、新しい生物学を掘り起こし、どの複合体や経路が効いているかを突き止め、欠けている要素を予測する。
選ばれると何がもらえる
2 つのトラック合わせて 500 名が選ばれます。選ばれた一人ひとりに、1 か月分の Claude Max 20x と 200 ドルの API クレジット、そして制作の 1 週間。かかっている賞は 10 万ドル分の Claude API・利用クレジット。審査員には Anthropic と Gladstone Institutes の代表が入ります。
本物のツール、1 週間。
参加方法
完全オンライン、定員は 500 名、チームは最大 2 名まで、全員が申し込み審査を通す必要があります。米国東部時間 7 月 7 日スタート。入りたいなら、今すぐ申し込みを。
なぜこれを紹介するか
自分自身 Claude でつくっている身として、この手のイベントは刺さります。AI のアイデアを空想させるのではなく、本物のデータと本物のツールと 1 週間を渡し、再現できて使えるものを出させる。バイオテックの外にいても、2 つのトラックの立て方(実験台から出発する/名前を挙げられるユーザーから出発する)を見るだけで、何かをつくるうえでとてもいいフレームです。生命科学に少しでも触れているなら、これは挑む価値あり。
出典:cerebralvalley.ai · Built with Claude: Life Sciences
Wayne / 2026.07.03 · iam.waynemvrs.com